志を耕す学校

リーダーという響きが昔からずっと好きです。
そして太鼓が好きです。
高校、大学ともに和太鼓チームのリーダーをやってきました。
沢山の先輩方や後輩同輩と出会い、すべての感情をチームに注いできました。
今まで「太鼓が好きだからリーダーになったんだ」と思っていました。
しかし大学四年次、多くの活動を通して
「リーダーになって、一つの目標に人を導いていくことにたまらない充実を覚える」
その手段として太鼓があったことに気付きました。

だから急に就職活動なんてできませんでした。
急に人の下で働く意味が見出せませんでした。
もっと自分で考えて考えて考えて自分自身で道を作っていきたいと思いました。

自分なりに就職活動をやってみました。
しかし、どうしても、日本での就職活動に納得がいきませんでした。
スーツを着る理由は?目上の人たちに対する言葉の使い方?エントリーシートの書き方?
なんでそれをやるのかとにかく理由が知りたいとおもいました。
だから納得するまで沢山の環境に飛び込み、今思うことすべて本音で話しました。

川村 真悟さんという方との出会いと言葉で、私は一気に炎になりました。
「なんで今やりたいと思ったこと今やろうとしないの?」

私はとにかく冒険がしたいと気付きました。
自分の無力さを最大限知ることができる壮大でなーんにもない場所に身を投じてみたいと思いました。
ただただ「挑戦」がしたいと思いました。
だから
「絶対新卒で海外に行く。」
こう決めて、会う人、行く場所、すべての環境で言いふらしました。
結構な人に止められました。今から無理だろっていう人もいました。
でもその人たちってその道歩んだことないから俺行けるんじゃねって思いました。
日本の企業を受けるのもやめました。海外一本で絞りました。
毎日不安でしたがその不安は進路実現のためのエネルギーに変わっていました。

とにかく直感で、これだ!!と思うものすべてにアタックしました。
やり方なんてわからないから「考えて動き続ける」ただそれだけをしました。
結果が少しずつ出てきました。
だからやる気もでたし現実味も帯びてきました。
スティーブジョブズの言葉で「コネクティングドット」というものがあります。
いまは無駄と思える行為でも、振り向いてみればそれは一つの線になって今につながっているという意味です。

振り返ると線になっていたので今日私は前を向きました。

頑張れと励ましの言葉をかけてくださった方
自分のことを陰から支えてくださった方
仲良くしてくれた、衝突し合った友達、同志
否定的な言葉をぶつけてくれた方
暴言を吐いてくださった方
全ての方々に感謝いたします。
本当に本当に本当にありがとうございます。

私は世界で活躍する日本人になります